Dftf ver2.0

某家庭科教員の個人記録。

言葉の守り人 ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ

 

 一言:「女であるだけで」を読んで、マヤ文学とはなにかというのが気になったので読んでみた。なんというか、”大人が読む絵本”という感じ。

 

解説で指摘される「読者は先住民文化を『西洋』の認識枠組みを通してしか理解できない」という点が強く印象に残る。感じたまま大人が読む絵本という感想を持ったけれど、それも、自分の認識枠組みが作り出したに過ぎないのかもしれない。

物質文明にどっぷりな気がするので、精神文明にも、ちゃんと触れておこうと再認識。