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某家庭科教員の個人記録。

「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門 源河亨 (著)  中公新書

 

一言:「味覚」と「味」は違うもの。

高級感覚(視覚、聴覚)と低級感覚(味覚、嗅覚、触覚)という分け方があること、

ワインの風味を「猫のおしっこ」というネガティブな表現を使うこと

タイプとトークンの違い

など、いろんな評価、分類のあり方を通して、美味しさをどう定義していくのか、人の評価の仕組みを考察している。

 

美味しさなんて、普段は「あっさり」と考えていたので、
ここまで論じられると、「こってり」しすぎるくらいである。