Dftf ver2.0

某家庭科教員の個人記録。

射精責任  ガブリエル・ブレア (原著), 村井 理子 (翻訳), 齋藤 圭介 (解説) 太田出版

 

一言:本編より、齊藤圭介さんの解説が秀逸すぎた。

 

解説の文章すべてに共感ができる本だった。そもそも、無責任な男性はこの本を手にすらしないだろうし、やや煽るような文体は、そう人はきっと読んでも反発しかしないだろう。「男性は責任持て!」と一緒くたにされたくはない。
とはいえ、同じように女性をひとくくりにしたり、社会の風潮にただ乗りしてきて、見過ごしてきたものはあるはずである。崇高な男性にはなれなくとも、その観点を知り、配慮ができるようになりたいし、周りもしていきたいものである。