Dftf ver2.0

某家庭科教員の個人記録。

男性学の新展開 田中俊之著

 

男性学の新展開 (青弓社ライブラリー)

男性学の新展開 (青弓社ライブラリー)

 

 一言:ヘゲモニックな男性像→フルタイム労働に従事しながら妻子を養う男性像。男性社会のマジョリティともいえる。

オタクについて、ページをかなり割いて言説していた点が興味深かった。

梯子・階段の文化史 稲田愿著

 

梯子・階段の文化史

梯子・階段の文化史

 

 一言:サクッと目を通した程度ではあるが、イラストが豊富で読んでいておもしろかった。牧場の柵におく階段は、アフォーダンス的な視点もあり、階段という道具のバリエーションの多さに感動。

水の歴史(「食」の図書館)  イアン・ミラー 甲斐理恵子

 

水の歴史 (「食」の図書館)

水の歴史 (「食」の図書館)

 

 一言:炭酸水の健康効果は昔から。歴史を踏まえると、キレイな水が簡単に手に入ると思ってはいけない。

カロリーゼロにだまされるな---本当は怖い人工甘味料の裏側 大西睦子

 

カロリーゼロにだまされるな―――本当は怖い人工甘味料の裏側

カロリーゼロにだまされるな―――本当は怖い人工甘味料の裏側

 

 一言:糖類が入っていても、すすめられるもの、そうでないものが紹介されていて、個人的には中立的なスタンスで書かれていると感じた。

日経新聞記事見出し18-3

2018/3/4 死亡5歳児、体にあざ
2018/3/4 新出生前診断 施設拡大へ
2018/3/5 農研機構と理研、高機能シルクを効率生産
2018/3/5 外国人実習 企業に重責
2018/3/5 外国人技能実習制度とは
2018/3/5 「安い労働力」 認識の脱却を
2018/3/5 共働きパパ 悩みと本音
2018/3/5 無痛分娩「リスク差ない」
2018/3/5 住宅の容積率緩和を廃止
2018/3/6 女性の肥満 低収入と関係?
2018/3/6 小学校の部活廃止
2018/3/7 国際バカロレア、指導教員養成
2018/3/7 食品ロス 削減こつこつ 都内の自治
2018/3/7 保育士のための保育所 東京・吉祥寺
2018/3/8 大卒女性 生かせぬ日本
2018/3/8 【セカンドステージ】親亡き後「二世帯」空き部屋いかす
2018/3/8 築30年前後の二世帯住宅
2018/3/8 児童虐待疑い6.5万人 昨年、摘発も最多
2018/3/8 児童ポルノの摘発最多
2018/3/9 虐待で死亡の子、15年間で1175人
2018/3/9 【生活】働く女性の家事負担、どう減らす?
2018/3/9 「つらい家事」から見直す
2018/3/9 健康寿命、男女延びる
2018/3/10 配偶者特別控除、基準150万円に 「103万円の壁」なお存在
2018/3/10 世界の自治体、温暖化対策主導
2018/3/12 消費変貌(1)増殖 デジタル支出
2018/3/12 「道徳の教科化」元年
2018/3/12 【データ】学校行事「多い」3人に1人
2018/3/12 育休明けママ 即フルタイムで
2018/3/12 野菜 春も値が張る
2018/3/13 消費変貌(2)一億総「商人」時代
2018/3/13 パナソニック、1時間単位で有休
2018/3/13 新出生前診断は条件整備を
2018/3/13 成人年齢18歳に 法案閣議決定
2018/3/13 相続見直し関連法案決定
2018/3/14 18歳成人 何ができるか
2018/3/14 専門家の見方 若者自立で社会活性化を
2018/3/14 成人、親の同意なく契約可能
2018/3/14 民法、国の基本法の一つ
2018/3/14 相続、40年ぶり見直し
2018/3/15 民泊 自治体の半数規制 1都3県、本社調査
2018/3/15 家主届け出きょうから
2018/3/16 食品も「時短」広がる
2018/3/16 「いじめ」狭く解釈 2割
2018/3/17 仕事と不妊治療の両立難しく 「退職」が16%、「治療断念」も11%
2018/3/18 「重老齢社会」が来る
2018/3/18 課題解決、時間との闘い
2018/3/24 学校トラブル、弁護士が助言
2018/3/25 保育所応募1.6万人超過
2018/3/26 【経済教室】高齢化する貧困(上)年金の枠組み内で対応を
2018/3/26 子供のうちに読書習慣を
2018/3/26 介護、地域ごと幅広く
2018/3/26 地域包括ケアとは
2018/3/27 再生エネ「主力電源」に
2018/3/27 原発新増設に踏み込まず
2018/3/27 【きょうのことば】マンションの修繕工事 建物の機能、新築並みに回復
2018/3/27 【経済教室】高齢化する貧困(下)社会保障の抑制政策響く
2018/3/28 【グローバルウオッチ】人工肉・昆虫食 未来救う
2018/3/28 【ライフサポート】「日本版ネウボラ」広がる
2018/3/28 公的支援ニーズ高まる
2018/3/29 子ども増えすぎて…ファミリー向けマンション規制
2018/3/29 原料調達 環境や人権配慮
2018/3/30 麻酔と蘇生 定期講習を
2018/3/30 思考・判断・表現力に力点
2018/3/30 「通級指導」が10万人超
2018/3/31 【この数字】325億トン
2018/3/31 妊娠、勧告で退学32人
2018/3/31 【彩時季】春キャベツ
2018/3/31 鶏肉半数から耐性菌

迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から 平山亮

 

迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から (光文社新書)

迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から (光文社新書)

 

 一言:「親の介護」の中にはたくさんのパターンがあるという現実を客観視せねば。

 

思いつきメモ

介護虐待の多くが、男性の手によるもの→ケアの担い手との関連

母親を介護することにおける、落差の把握や、母娘関係との相違

同性介護であればラクかというとそうでもなさそう。父を客観視することの難しさを持つ

 

現状は、介護者が50歳前後であり、役割分業が残存する世代のお話。今後の世代の移行では、家事スキルの部分は解消されていくだろうけれど、これまでみてきた親が親でなくなることでショックを受けやすいのは確かに娘よりも息子かもしれない。

これまでは嫁任せ、きょうだい(姉妹)に任せ、特段問題ししてこなかった息子に、介護に直面する可能性が増えると考えると、介護をすることになったらという可能性の示唆は必要か。

 

男は相談できない、といった部分は、まさしく男性学