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某家庭科教員の個人記録。

迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から 平山亮

 

迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から (光文社新書)

迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から (光文社新書)

 

 一言:「親の介護」の中にはたくさんのパターンがあるという現実を客観視せねば。

 

思いつきメモ

介護虐待の多くが、男性の手によるもの→ケアの担い手との関連

母親を介護することにおける、落差の把握や、母娘関係との相違

同性介護であればラクかというとそうでもなさそう。父を客観視することの難しさを持つ

 

現状は、介護者が50歳前後であり、役割分業が残存する世代のお話。今後の世代の移行では、家事スキルの部分は解消されていくだろうけれど、これまでみてきた親が親でなくなることでショックを受けやすいのは確かに娘よりも息子かもしれない。

これまでは嫁任せ、きょうだい(姉妹)に任せ、特段問題ししてこなかった息子に、介護に直面する可能性が増えると考えると、介護をすることになったらという可能性の示唆は必要か。

 

男は相談できない、といった部分は、まさしく男性学